投資心理投資信託

投機家の最大の敵は自分の中にいる。 人間の本性として、人は希望と恐れとは無縁ではいられない
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マーケットの魔術師


原題 Market Wizards: Interviews With Top Traders
ジャック・D. シュワッガー (著), 横山 直樹 (翻訳)




1980年代に先物、通貨、株式等で活躍したトップトレーダー達のインタビュー集である。
ウィリアム・オニール 、 ジム・ロジャース、リチャード・デニス (タートルズ)に留まらず、
マーティン バジー シュワルツ等、トップトレーダーに関する共通点、独自の視点を知ることができる。

1989年初版が米国で刊行され、1992年に日本で翻訳刊行された。
その後、日本の株式相場低迷により一時は廃刊になったが、
投資家の強い要望により2001年復刻された。

マーケットの魔術師三部作の第一部であり、
(マーケットの魔術師、新マーケットの魔術師、マーケットの魔術師【株式編】)
最も評価が高い。


マーケットの魔術師三部作にでてくるトレーダー

インタビュー集ではあるが、投資心理、行動経済学の知識があるかないかで読み手の印象は随分変わってくると思う。
個人的には株式トレーダーより、先物・為替トレーダーの言葉に重みを感じた。

元々、この本を読んだのは「ぽんぽこのクールトレーディング」で推薦されていたのが理由。

My Trading Life (32) なんか読むと、ぽんぽこ氏も同じ場所を共感したんだな~とうれしく思う。 


マイケル・マーカス

Q君ほど大成功したトレーダーはあまりいないけど、
他の人とどこが違うと思う。


僕は何事にも偏見を持たないようにしている。
だから心情的には信じ難いような情報でもそれが正しいことでありそうなら、積極的に受け入れるようにしている。


ブルース・コフナー

Q あなたは世界で最も成功しているトレーダーですが、そのような成功を収めている人はあまりいません。
どこが普通のトレーダーと違うのだと思いますか?


2つの大切な要素が必要だと思う。
1つは、今日とは全く異なった世界のことについて想像できる能力とそれが現実的にあり得ると考えられる能力だ。
例えば、大豆の値段が倍になるとか、ドルが100円まで下落するとかいったことだよ。
そして、プレッシャーの中にあっても常に理性を保ち平静を装える能力、これが二つ目だよ。


エド・スィコータ

Q負けるトレーダーが勝てるトレーダーに変身するには、何をすればいいでしょうか。
負けるトレーダーが勝てるトレーダーに変身できることはほとんどない。
負けるトレーダーは彼自身を変えたいと思ってはいない。
それは勝てるトレーダーがやることなんだ。


Q 全てのトレーダーは勝ちたいんじゃないのですか

勝っても負けても、皆自分の欲しいものを相場から手に入れる。
負けるのが好きなように見える人もいる、
だから、彼らは負けることによって手に入れるんだ。
上げ相場がほとんど始まったばかりのところでいつも買いに入って、
二、三ヶ月の間にわずか一万ドルを二十五万ドルぐらいにしてしまう
一人のトレーダーを知っている。
その後、決まって彼の性格は変わってしまって、稼いだお金を再び全部吹き飛ばしてしまう。
そしてまるで時計の針が回るように、彼はそれを何度も繰り返すんだ。
僕は一度彼とトレードしたことがあるけど、僕は彼の性格が変わった時に手じまったよ。
彼がいつももように稼いだお金を吐き出してしまう一方で、僕は自分のお金を二倍にしたんだ。僕は彼に、僕が何をしたかを話して、彼にマネジメントフィーさえ払った。
だけど、彼は彼自身をどうにもできなかった。
僕は彼が何か違ったやり方でトレードできるとは思えない。
彼もそうはしたくないようだ。
彼は大いに興奮した後、犠牲者となり、彼の友人から同情を買い、皆の注意を引く。
そして、もしその回りの人達が彼と同じようなフトコロ具合であったなら、彼はなおさら居心地がよくなってしまう。
ある意味では彼は欲しい物を本当に相場から手に入れていると思う。

(省略)

最も華麗で興味深いトレーダーの何人かは、稼ぐためだけにトレードしているわけではないと思う。
彼らは多分トレードを刺激を得るための手段としているんだ。
利益を増やす最良の方法の一つは、目標を立て、それを実現させていくこと、つまり意識と潜在意識を金儲けと調和させることだと思う。
トレードにおける選考を調べ、目標と調和させるために、僕は多くのトレーダーと一緒に仕事をしてきた。僕は催眠、呼吸、ペース調整、視覚化、ゲシュタルト、マッサージなどを組み合わせて使っている。
その結果、トレーダーはたいてい、(1)もっと成功を収めるようになるか、
(2)実は最初はトレーダーになりたいわけではなかったことに気づくんだ。
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2009/05/17(日) | 投資関連本 |
ピットブル
 
著者のMartin S. Schwartzは 全米トレード選手権で毎年驚異的な成績を上げ、
(彼が参加した期間1年間のコンテストでは781%のリターンを記録している。)
さらに「マーケットの魔術師」に取り上げられたことによって注目を浴びる。株式・先物・オプション等を短期売買。
1999年 自伝としてアメリカで出版。その後目立った活動は見られないが、
今でも相場で利益をあげているらしい。
エンターテイメントとしても、投資本として読むにしても完成度が低すぎる。
トレーダーとしては優秀だとしても、この本からそのヒントを読み取ることはできない。


チャート上の窓

窓開けが起こったとき、株、特に先物を取引する上で非常に重要な情報を提供しているので、
私はこの窓を利用して売買している。窓は前日の高値や安値を超えて始まり、その窓を埋めることができないときに発生する。 多くの場合、場が引けた後に何かニュースが流れたり、
事件が起きた時に、この窓開けが起こる。
この窓を2,3日中に埋めることができないと、その窓を開けた方向に相場が進む可能性が高い。
この窓は非常に優れたシグナルである。一般にこの窓にも3種類あると言われている。
プレイクアウエー・ギャップとは、相場に動きがなくなり、横ばい状態になっている値幅から
放たれた後に起きる窓を意味する。このギャップは非常に強い買いを示唆している。
2番目はコンティーニュエーション・ギャップといわれる窓で上昇もしくは下降している相場で、
寄りつきからその流れに沿って進むときに窓を開けてしまう。
3番目はエクゾースチョン・ギャップといわれる窓でトレンドの最終局面で起こる窓で、
その後トレンドが転換してしまうケースが多い。 
 
 
オプションの満期日


オプションと先物にはその限月に期限がついている。
オプションの期限がくる1週間前の木曜日か金曜日に一度大きく売られる傾向があり、
その後、満期になる直前に上昇をする。
このパターンには注意しないと、満期1週間前に売り建てをして失敗することがある。
この満期前にいろいろなプログラム売買が実行され、その動きは相場の動きを荒らしてしまう。
非常に危険な時期なので、ポジションを取る場合は、さらに注意が必要だ。
その他、プログラム・トレーダーたちは引け30分前にかなり強い買いを入れ、翌日は
前の日とは逆に、その引け前1時間から売りにでる傾向があるようだ。
これを「シュワルツ・ルール」と名づけている。
今までの経験から、オプションの満期日にはだましの動きが多く、売買するには非常に難しいと思っている。


サラリーマンしながら株で月収4000万円稼ぐ会社四季報で儲ける売買法






「Fantasista の株式投資日記」がついに書籍化
資産を1億以上増やしたトレーダーは現在では珍しくなくなったが、
Fantasista氏はサラリーマン時代から投資を始め、上方修正する銘柄を厳選し、
ザラ場を全く見れない環境の中で相場に挑み、資産2億円まで増やした。
相場に対する心がまえ、四季報銘柄の選び方などザラ場を見れない人はどういう投資を心がけるべきかというヒントが書かれている。
ただページ数の関係が、ブログ「Fantasista の株式投資日記」を毎日見ている自分としては、こ奇麗にまとまってしまい物足りなさを感じるのも事実である。
 

売られすぎた局面でリバウンド狙いの買いを入れる。

25日移動平均線との乖離率が非常に大きくなった時にはリバウンド狙いの買いを入れ、
75日移動平均線あたりまで上げたら欲張らず、利食いする。
この方法で大事なことは「買ってだめならロスカットする」という強い意志である。

調整期間は高値から6か月が目安となる

負けたトレードには勝利へのヒントが隠されている。

「買った瞬間に運命は定められている」のだから、希望や恐怖を抱いても何も変わらない。

毎日の株価や市場のニュースに振り回されると、ミスを犯すことにかねない。
日足チャートでなく、トレンドを見るときは月足チャートをみるようにする。

下方修正をする銘柄は、いくらテクニカル分析などしても意味がない。

経常利益や売上高などの数字だけを見るとわからないが、その中身がよくなっている場合がある。
利益の出ない分野の売り上げが縮小して、利益のでる分野の売り上げがあがっているのであれば、売上は同じ数字でも利益率はよくなる。
つまり上方修正する可能性が高くなる。

特別損失などで一時的にPERが高くなっている銘柄も妙味がある。
特損は一時的で来期はよくなる可能性が高いし、低PERのスクリーニングにひっかからないので、割安に放置されている場合が多い。

新たに2年後の数字が四季報に登場する時期は、3月決算なら6月号。11~12月の決算なら3月号。
四季報の進捗率からみて四季報の今季予想数字を上回りそうな銘柄を買うこと。
さらに、来期予想と2年後の予想が揃って前号より上回っている銘柄を買う。

決算発表に過度な期待をしないこと

買うなら決算発表や業績修正(下方修正でもよい)が終わった直後がいい。

成長株は成長のスピードが一旦ゆるむと大きく売られる。








原題 Livermore: World's Greatest Stock Trader
リチャード スミッテン(原著), 藤本 直 (翻訳)




リバモアの自叙伝に著者が妻や息子らの取材をまとめ、加筆し出版。
リバモアの破天荒な生涯、マーケットへの姿勢、投資手法を知る上ではずせない1冊である。
投資心理という小さな枠組みでなく、人間の心理がいかに大きな存在か、
いかに全ての物事に影響を及ぼすかという教訓を知り得ることになるだろう。

彼が生み出した独自投資理論は、現在ではトレードの基本的なルールとして認知されているが、
感情が邪魔するため実行することが難しい。
その為現在でも有効な手法とされている。
「ピボタル・ポイント理論」が誤訳からか非常に分かりにくいが

爆上げを確認して、押し目をつけ反発した瞬間に買う方法という考え方(笑える投資サイトCMB2007年5月28日)が有力。

「伝説の投機王」「グレートベア」と呼ばれるように投機家として成功したが、離婚した妻ドロシーと息子に渡した株式のその後の急騰ぶりをみると投資家としても優れていたことが分かる。
これほどの良書が既に絶版(日本語版)になっているのは残念である。



リバモアは、「値を下げだしたころに売る」ことこそ大量の株を首尾よく処分する“正攻法”だと信じていた。まず不活発な銘柄にカツをいれ、テープを通じて問題の銘柄が目覚めた事実を相場師や投資家に知らせ、さらにテープをりようして情報を拡散させる。
―最後の仕上げとして間違ってはならないのが、上昇局面ではなく、下降局面で売る―
これが1900年代初頭における大規模プール運営のお決まりのパターン、すなわち株価を操作し、大量の保有株式をとどこおりなく売りさばくテクニックだった。
そして以来、この本質は変わることがない。なぜなら「人間の本性はかわらない」からである。

 

世界大恐慌でグレート・ベアとして君臨するも、やがて、私生活で訪れる様々な出来事が投資への情熱を失っていく様子。

そしてリバモアは、しだいに株取引に必要な勝負勘を失っていく自分に気づいた。
彼の注意力、エネルギー、自分を律する力は弱まっていた。
相場に立ち向かっていく覇気、意欲にも陰りが生じていた。
それがなぜなのか彼には分からなかった。ドロシーとの離婚のせいだろうか?
頻繁に息子たちにあえなくなったからだろうか?
新妻のせいで気持ちがふさいでいるからだろうか?
1929年の大成功で株式市場への関心が失せたのだろうか?
成功と無縁の身になってしまったのだろうか?
1907年のあの破産と没落に再度見舞われるのだろうか?
この陰鬱な気分、うつろでやり切れない気持ちはどこから来るのだろうか?
いつもどこかに暗さと絶望をかんじていたが、その原因はどこにあったのだろう?
空虚な魂を暖かく満たし、心の平安と充足をもたらすものはないのだろうか・・・・? 



関連ページ: ジェシー・リバモアの名言・格言集 
2007/06/09(土) | 投資関連本 |



原題 [PDF] Reminiscences of a Stock Operator
エドウィン ルフェーブル (著), 林 康史 (翻訳)


 






新聞に掲載されたリバモアへのインタビューを元に書かれた小説。
リバモアがモデルになっているが、小説の原文では主人公の名はラリーになっている。
1923年に出版されたことからも分かる様に最も輝き放った1929年の世界大恐慌の空売りの記載がない。ただ、世界大恐慌の空売りで大成功を収めた理由
(マーケットに挑む姿勢・心理の重要性、情報や依存心の弊害)を読み取ることは充分可能である。

村上龍が邦題を「欲望と幻想の市場」とつけたり、(直訳すると「株式相場師の回顧録」)翻訳に関する批判も多い。
原文と見比べれば分かる通り、原文を生かしつつ、読みやすいように細かい補足を入れているのでテンポが悪い印象を受ける。
ただ、リバモアの名言(英文)はこの本から引用されることが多い。

米国最大の投資信託フィデリティーグループの創始者エドワードジョンソン2世はこの小説を読み、
リバモアに感化され、ウォール街へ転進することになったと著書フィデリティーで述べている。

米国ではベストセラーになり、日本でも人気が高い著書「マーケットの魔術師」のなかで、
インタビューを受けた著名な相場師18人の内、6人がこの小説を読むことを推薦している。
又、現在でもトップトレーダーに君臨するラリー・ウィリアムズが、著書「ラリー・の相場で儲ける法」で
『「ウォール街の賢人」について書かれた中で最良の書物だ。すべての言葉は金言ではり、
もし、本書を持っていないなら、大至急、今日中にも買い求めること。』と絶賛している。 



2回目の破産を経験し、借金をし、失敗が許されない苦境に立たされる。
リバモアは確実に利益が見込めるチャンスをうかがう場面。


来る日も来る日もおれは1株も購入することができない他の店の相場ボードの前に座り、
早く取引を再開したいといらつきながら、ここぞという参入の機会を狙ってテープの情報を詳細に研究した。
1915年初頭のこの重大な時期、おれが強気で買いにでたのはベツレヘム・スティールだった。相場のコンディションからもこの銘柄が値上がりするのは明らかだった。
値上がりすることは確信していたが、
最初の参入で確実に儲けをあげるためにあえて相場が100を超えるまで待つことにした。

その時どれだけ昔の規模で取引したいと思っていたことか。
とにかく早く元の規模に戻りたくて最初の取引が確実に儲けに結びつくよう、
できるかぎりの努力をしなければならず、慎重に動くことが必要だった。

ベツレヘム・スティールはおれの思惑通りにじわじわと上昇して行き、
おれはウィリアムソンの店に飛び込んで500株買いたくなる衝動を必死の思いで抑えた。

この待ちの姿勢は、見方によっては相場が1ポイントの上昇するごとに500ドルの儲けを逃したということでもある。
最初の10ポイントの上昇は、もしその時買っていればピラミッディングも可能であって
500株を1000株に増やし、その後は1ポイントの上昇で1000ドルの儲けも可能であったことを意味した。
しかし、おれはじっと耐え、自分の信念や経験、常識からもたされるであろう声を持った。
ささやかでもいったん資金をつくることができればチャンスに儲けることができる。
しかし、資金がなければ、どんなに小さな冒険も手の届かない贅沢なのだ。
おれは6週間じっと耐えた、そしてついに常識が欲と望みに勝ったのだった。




小麦相場で強気と弱気に分かれた友人がリバモアの意見を求められた場面。


「今、1ドル14セントだが、なぜ買いにでてはいけないのか?」
と聞くので、俺は
「今の時点ではまだ相場が上がるかどうか判然としないからだ」
と答えた。
「じゃ、なぜ1ドル20セントで買いなんだ?かなり高いとおもうが。。。。」
と又聞く。そこで俺は
「いったいどっちを望んでいるんだ。一攫千金を夢見てやみくもに賭けるのか、それとも
賢く投機して少しずつだが、手堅く利益をあげていくのか」
と聞いてたみた。
すると皆後者を望んでいると言った。
そこで俺は重ねて言った。
「じゃあ、俺の言う通りにしてみろよ。相場が1ドル20セントを超えた時が買いだ」






マンガ 伝説の相場師リバモア
by 小島 利明 (著)












「欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア 」 「世紀の相場師ジェシー・リバモア 」等を
参考にマンガ化した。
その為リバモアに関する記述で目新しいことは何もないし、
投資に関する本としてもほとんど価値がない。
ただ、マンガで描かれている為一気に読めてしまう。


関連ページ: ジェシー・リバモアの名言・格言集 
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