投資心理投資信託

投機家の最大の敵は自分の中にいる。 人間の本性として、人は希望と恐れとは無縁ではいられない
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原題 [PDF] Reminiscences of a Stock Operator
エドウィン ルフェーブル (著), 林 康史 (翻訳)


 






新聞に掲載されたリバモアへのインタビューを元に書かれた小説。
リバモアがモデルになっているが、小説の原文では主人公の名はラリーになっている。
1923年に出版されたことからも分かる様に最も輝き放った1929年の世界大恐慌の空売りの記載がない。ただ、世界大恐慌の空売りで大成功を収めた理由
(マーケットに挑む姿勢・心理の重要性、情報や依存心の弊害)を読み取ることは充分可能である。

村上龍が邦題を「欲望と幻想の市場」とつけたり、(直訳すると「株式相場師の回顧録」)翻訳に関する批判も多い。
原文と見比べれば分かる通り、原文を生かしつつ、読みやすいように細かい補足を入れているのでテンポが悪い印象を受ける。
ただ、リバモアの名言(英文)はこの本から引用されることが多い。

米国最大の投資信託フィデリティーグループの創始者エドワードジョンソン2世はこの小説を読み、
リバモアに感化され、ウォール街へ転進することになったと著書フィデリティーで述べている。

米国ではベストセラーになり、日本でも人気が高い著書「マーケットの魔術師」のなかで、
インタビューを受けた著名な相場師18人の内、6人がこの小説を読むことを推薦している。
又、現在でもトップトレーダーに君臨するラリー・ウィリアムズが、著書「ラリー・の相場で儲ける法」で
『「ウォール街の賢人」について書かれた中で最良の書物だ。すべての言葉は金言ではり、
もし、本書を持っていないなら、大至急、今日中にも買い求めること。』と絶賛している。 



2回目の破産を経験し、借金をし、失敗が許されない苦境に立たされる。
リバモアは確実に利益が見込めるチャンスをうかがう場面。


来る日も来る日もおれは1株も購入することができない他の店の相場ボードの前に座り、
早く取引を再開したいといらつきながら、ここぞという参入の機会を狙ってテープの情報を詳細に研究した。
1915年初頭のこの重大な時期、おれが強気で買いにでたのはベツレヘム・スティールだった。相場のコンディションからもこの銘柄が値上がりするのは明らかだった。
値上がりすることは確信していたが、
最初の参入で確実に儲けをあげるためにあえて相場が100を超えるまで待つことにした。

その時どれだけ昔の規模で取引したいと思っていたことか。
とにかく早く元の規模に戻りたくて最初の取引が確実に儲けに結びつくよう、
できるかぎりの努力をしなければならず、慎重に動くことが必要だった。

ベツレヘム・スティールはおれの思惑通りにじわじわと上昇して行き、
おれはウィリアムソンの店に飛び込んで500株買いたくなる衝動を必死の思いで抑えた。

この待ちの姿勢は、見方によっては相場が1ポイントの上昇するごとに500ドルの儲けを逃したということでもある。
最初の10ポイントの上昇は、もしその時買っていればピラミッディングも可能であって
500株を1000株に増やし、その後は1ポイントの上昇で1000ドルの儲けも可能であったことを意味した。
しかし、おれはじっと耐え、自分の信念や経験、常識からもたされるであろう声を持った。
ささやかでもいったん資金をつくることができればチャンスに儲けることができる。
しかし、資金がなければ、どんなに小さな冒険も手の届かない贅沢なのだ。
おれは6週間じっと耐えた、そしてついに常識が欲と望みに勝ったのだった。




小麦相場で強気と弱気に分かれた友人がリバモアの意見を求められた場面。


「今、1ドル14セントだが、なぜ買いにでてはいけないのか?」
と聞くので、俺は
「今の時点ではまだ相場が上がるかどうか判然としないからだ」
と答えた。
「じゃ、なぜ1ドル20セントで買いなんだ?かなり高いとおもうが。。。。」
と又聞く。そこで俺は
「いったいどっちを望んでいるんだ。一攫千金を夢見てやみくもに賭けるのか、それとも
賢く投機して少しずつだが、手堅く利益をあげていくのか」
と聞いてたみた。
すると皆後者を望んでいると言った。
そこで俺は重ねて言った。
「じゃあ、俺の言う通りにしてみろよ。相場が1ドル20セントを超えた時が買いだ」






マンガ 伝説の相場師リバモア
by 小島 利明 (著)












「欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア 」 「世紀の相場師ジェシー・リバモア 」等を
参考にマンガ化した。
その為リバモアに関する記述で目新しいことは何もないし、
投資に関する本としてもほとんど価値がない。
ただ、マンガで描かれている為一気に読めてしまう。


関連ページ: ジェシー・リバモアの名言・格言集 
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